介護士satoimoブログ

介護、パパ育児の魅力を発信

入所介護の勤務

介護という業種は『凡人』。いわゆる普通の人間にはわりとありな職種だと思っています。

 

業種として不人気、男性比率が高くないので職場がガツガツしていないのでのびのび自分のペースで仕事に取り組めます

体力は日々使いますが、慣れてしまえば精神的なストレスはかなり少なく働けます

 

今回は、私が現在勤めている介護施設の仕事内容を紹介します。

介護の仕事に興味のある方に参考になれたらとても嬉しいです!

 

勤務時間

早番 6:30〜15:15 、 7:30〜16:15

日勤 8:45〜17:30

遅番 11:15〜20:00

夜勤 17:00〜9:30

 

勤務時間は、7時間45分で休憩が1時間。

夜勤は17時間30分勤務。仮眠時間が2時間30分あって、夕食休憩30分と朝食休憩15分があります。

私の勤めているところは勤務時間が短くて職員にやさしいです。残業もほぼゼロ。

フロアー内でも勤務時間が終わったならその職員があがれるように他の職員が作業を交代するので、サービス残業をさせられることはないです。

 

月のシフトは下記のような

日勤1回、早番5回、遅番4回、夜勤6回 

が標準で、月に9回お休みがあります。

月曜 早番 →  火曜 遅番 → 水曜 夜勤 といった感じで翌日の勤務は前日より早い時間の勤務にならないように調整されています。

 

ただ、職員不足などで夜勤回数が増えたり、「月曜 夜勤 →  火曜 夜勤明け → 水曜 夜勤 →木曜 夜勤明け →金曜 休み」のような通称「入り明け、入り明け」という殺人シフトが組まれたりもします。

 

介護施設で働く場合、自宅からそこまで離れていない近場を選択する人が多いと思います。

私自身、自転車で片道20分くらいの施設で働いています。

なので家にいる時間を確保しやすく、育児に携われる時間を持つことができます。

 

共働きだと子供に寂しい思いをさせてしまう場面が出てきてしまうと思いますが、介護士という職種にはそれがありません。

正直このメリットは子育てをしている中でかなり大きいと感じています。

 

仕事内容

排泄、食事、入浴、離臥床の介助が基本となります。私が担当しているフロアーは介助量が多いので日勤であれ夜勤であれ、ずっと動き続けるイメージです。

又、介護記録の記入や体調不良者の対応といったものや衣類返却、シーツ交換といった雑務も行います。

その他にも色々と細かな業務がたくさんあって、介護士なんでも屋みたいな感じです。

 

私は7年介護業界で働いてきましたが、長く働いていくうえで大事だなと感じるものがあります。

それは利用者の状態の変化に気づくだけではなくてフロアーの流れを読んだり他職員との情報交換を上手に行える力です。これを持っている人は職場で長続きやすいです

実力や技術よりも気遣いや貢献が求められます。仕事が出来ない人でも輪に入る努力ができる人は介護の現場で好かれます。

他者へ「give」ができない人は、間もなくして他の職員から情報やフォローを貰えなくなってしまうのでやり甲斐のないポジションについたり、辛くなって辞めてしまうことが多いです。

 

休日

休日数は110日です。加えて、休日とは別に有給を年に5日以上消化することが義務になっています。

休日は可もなく不可もなくといった数字ですね。

ただ、入所介護は毎日24時間運営になりますので連休を取るのが難しいです。

4日以上の大型連休となると7、8、9月お盆の時期に取れるかなというくらいです。

あと職員の数も多くはないので有給もたくさん使える雰囲気ではないです。

 

私個人の見解

・良い点

介助量が多い職場は、もくもくと働きたい私のようなコミュ障には合っていると思います。

職員とのコミュニケーションで気疲れすることもありますが、フロア全体を見て困っている職員をさりげなく手伝っていけば段々とみんな優しく話しかけてくれるようになります。

 

勤務時間が長くないのも非常にありがたいです。お陰で、幼い息子と遊ぶ時間が毎日作れています。(自分の時間まではなかなか持てませんが...)

月の休みの9回はあるので連勤で辛いというのはないです。

 

・悪い点

配慮がなされているとはいえ勤務時間が日によってバラバラなのは身体へかなり負担になります。日々の体調管理がすごく大事になってきます。

入所施設で働き始めて半年くらいで風邪を引きやすくなったり、ヘルペスや蕁麻疹がでたりと身体の不具合がちょくちょく出てきていました。生活習慣や食べ物の改善が自身を助けます。

 

腰や体への負荷が蓄積されるので定年まで現場で働くのはかなり厳しいと感じています。歳を重ねるにつれ怪我する確率は高くなり、いつ働くことが出来ない体になるかかわからない。なので昇格の機会や副業の挑戦が重要になってくるかなと考えています。

 

私が勤めている老健はこんな感じです。

施設によってかなり職場の雰囲気は変わってくるので転々と自分に合う施設を探すのも全然ありです。介護業界は人材不足の引く手あまたなので転職経験多いことが不利になりにくいので!

以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました。