介護士satoimoブログ

介護、パパ育児の魅力を発信

介護の仕事(入所介護)

私は、介護老人保健施設(よく老健と省略されたりします)の入所フロアーで働いています。

今回は介護の給与について書きたいと思います。

 

私は昨年、年収は約400万でした。個人的には意外ともらえているんじゃないかと思っています。

 

月の内訳はこんな感じ、

基本給 180000+年昇給

介護処遇加算 27000 事業所の加算状況や稼働率で変動します。この額面は特定介護処遇加算も込みです。

資格手当 10000 介護福祉士持っていればもらえます。ケアマネ資格も取ると5000アップ。

夜勤手当 36000 1回6000で月平均6回あります。

早番遅番手当 3000 1回500の手当がもらえます。

住宅手当 15000 

調整手当 5000 子供の扶養手当です。一人増えるごとに+5000です。

通勤手当 4100 自転車通勤で4km以上だと支給されます。

 

税金が引かれると手取りでだいたい21万くらいです。

7月と12月には賞与も出ます。(昨年は基本給の3.0ヶ月分でした)

自転車の保険、拠出年金も会社が負担してくれているので個人的には悪い待遇ではないのではと考えています。

 

私の思う介護施設で働くメリットはこんな感じ、

・大枠のルーティーンが決まっているので、仕事は慣れてくればそこまで大変でもない

・不況に影響されにくい 

・職場の雰囲気がゆるめ(切磋琢磨のピリピリ感はない)

・自転車で通勤可能な範囲を探しやすく、余暇時間を得やすい

 

仕事内容は体力勝負なところもありますが、ペース配分が出来るようになれば問題ありません。私の勤めているフロアーは優しい職員が多いので精神的負担がすごく少ないです。

通勤もストレスなく良い運動になっています。

高齢化社会というだけあってコロナ禍においてもお陰様で仕事はごまんとあります。

現状、職をすぐに失うことはありません。安心して働けます。

 

デメリット

・夜勤がきつい

・早番、日勤、遅番、夜勤の勤務があるため生活リズムが整いにくい

・介護技術を磨いても将来の年収アップには繋がりにくい

・基本的に利用者さんには要求、文句しか言われない

 

夜勤手当で給与が一定の水準を保てるのは事実なのですが、月6回以上はキツい....。

体もメンタルも結構もっていかれます。体調を整えようにも勤務時間がバラバラなので難しい。年齢が上がるにつれて厳しくなっていくな...という印象です。

 

いくら卓越した介護技術を習得したとしても一人で3人の利用者を同時にオムツ交換ができる訳でもないので得られる報酬幅は狭く、給与面での将来性は感じません。

 

あと私は認知症専門棟で働いているのですが、利用者さんは基本的に文句しか言いません。口を開けば不平不満。

なので、利用者さんの生活介助にやり甲斐を求めると辛くなってしまうかなと思います。