業務の把握問題

僕が勤めている介護施設では「申し送り版」というものを使用しています。

A3の用紙に利用者さんのここ最近の情報が書いてあります。

 

始業前に全ての介護記録に目を通すのは難しいので、ざっくりと全体の情報を収集する目的で作られています。

 

僕が働いているフロアーは、情報収集において長年問題を抱えています。

どこの会社でもそうなのかもしれないのですが、

 

「申し送られている内容を業務で実践できる職員がいる中で、ほぼ把握できず行動しない職員がいる」ということです。

 

現在、申し送りの方法を改良しているところです。試行はしているのですが、小手先の変化では著しい変化は期待出来ないのかなぁとも思ってきています。

 

前提として、情報を把握できていない職員は「考えて→想像する」という過程が苦手です。

なので、知識として情報はあっても知恵を使って行動出来きずに『情報もろくに把握してないやる気なしの職員』と皆に思われてしまう。

 

結果、職員間の不満が溜まって雰囲気が悪くなる。

 

ただ、行動できていない職員は自助努力を全くしていない訳ではないです。

むしろ申し送り版を毎日読んでいるし、提出物を依頼すると期限内に仕上げてもくれます。

 

しかし彼らは情報を読んでそれを実際の動作に結びつけることが出来ないし、提出物の内容も考察がないので薄いです。

 

情報に対して自ら考え行動するのは社会人の理想ではありますが...、思考自体が苦手な人にそれを求めるのは酷なのではと感じています。

 

であれば、ルーティンワークや雑務といった単純作業を担当してもらった方が良いのではと個人的には思っています。

肉体労働中心に作業をして、自らが「もっと他のことをやりたい」と意欲が出たなら他の業務も担当してもらうみたいな。

 

職員の定員数が決まっているから仕事の分業制は現実的に厳しいのですかね...。

職員が辞めたり、異動したら抜けた時が大変ですし。

 

僕の勤めている施設は、評価というのが給与に全く反映されません。

評価基準も制度もないので、役職手当等はあれど基本的に年功序列で一律です。

 

安定・安心は得られますが、向上心は育みにくい場所である感じています。

 

「優秀な人ほど見切りをつけてここから転職する」かつて僕の同僚だった人は言っていました。

現実問題、仕事の出来る職員は毎年辞めて他の施設に転職しています。

事故報告が書けない、実力的に夜勤を任せられない職員が増えました。

 

みなさんの職場では、仕事をどう上手く割り振って円滑に業務を進めていますか?